vol.05_特集「家族とわたし」

布教しない仏教マガジン『 i 』
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人にとって最初の共同体とも言える「家族」。 その捉え方は様々で、「自分を支えてくれる存在」と言う人もいれば、「疎ましくてできれば関わりたくない存在」と答える人もいるでしょう。たくさんの時間を過ごしてきたからこそ心強かったり、身近にいるがゆえにわかりあえないと悲しかったり。 では、人々は家族とどのような関係、距離感を築いているのでしょうか。家族との関係を模索してきた人々に実体験を聞きました。

おすすめ記事2選

・寄稿「周囲の言うことが正しいの?」

「私は24歳になるまで、本当の意味で自分の進む道を正しく選択できていなかったと思う」という吉川さん。高校受験も大学受験の際も、その選択の主体にいたのは「母」だったと振り返る。人生において母の存在が絶対だったという彼女が、はじめて母の言うことではなく「自分の意志」で決めた道とは…?親子関係で悩む人にぜひ読んでほしいエッセイです。 著者:吉川明子さん 大学卒業後商社で2年間営業を担当。その後転向し勉強の末言語聴覚士になる。目の前の患者に効果的なリハビリテーションを生み出せるよう日々奮闘中。

・寄稿「家族が行き詰った時には」

お寺の長男として生まれた自身の境遇から「事業を継ぐこと」や「家族のあり方」について考えてきた著者。「共同体」のあり方について、ブッダの物語や自身の経験に基づいて考える。家族のあり方に疑問を持ったことのある人におすすめ。 著者:小西慶信 香川県観音寺市「西連寺」に長男として生まれる。大学進学を期にアジアを巡り、国際問題の解決のためにアジアの実業家を支援するNPOで働く。そこで仏教思想が現代の処方箋になるのではと思いに至り、仏教の世界に飛び込む。葛藤もありつつ、日々お寺で就業中。

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