vol.01_特集「生きる上で必要な素養とは」

布教しない仏教マガジン『 i 』
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 その昔、お寺では読み書きそろばんを勉強できる「寺子屋」という取り組みを行っていました。読み書きやそろばんといった能力は、自分の仕事や生きる道を広げる、いわば「自由を勝ち取るための力」だったのです。義務教育によって誰でもその能力を手にできるようになった現在。しかし、若者たちの間では「自分が参加しても社会は変わらない」と考える割合が大きいという結果があります。 知識を手に入れ、生き方や価値感が「多様化した社会は果たして「生きやすい社会」なのか? これからを生きていくために本当に必要な要素は何なのか、様々な側面から考えていく1冊です。

おすすめ記事2選

・寄稿 『出川哲郎から考える、21世紀の「腕がない」「頭が良い」』

  2000年初頭には「嫌われている芸人」の代名詞だった出川哲郎氏が、現在はメディアに引っ張りだこになっている事実があります。このような事例を挙げながら、人々の「常識」が変わっていくことや、「価値観の世代交代」などを紹介しています。自分の考え方をゆっくりとほぐしてくれるようなエッセイ。
著者:川村哲也さん 「10歳からの社会教育」をコンセプトに掲げる放課後教室「studioあお」を京都の北野白梅町で運営中。子どもたちと日々ふれ合う中で「理想の教育とは何か?」を模索している。    

・連載コラム『かろうじて間違わなかっただけの私たち』

  著者が経験した「舞台にお客さんが乱入する」と言う出来事。観客が瞬時に乱入者に代わるというショッキングな体験と、自分の意見を話すという行為を重ね合わせ、「思いを伝えるときの心構え」について書いています。
著者:私道かぴ 脚本家・文筆家。京都を中心に活躍するアーティストグループ「安住の地」所属。本誌の他、朝日新聞のwebメディア「かがみよかがみ」にエッセイを掲載中。毎週水曜日にnoteで「食欲をさがして」というエッセイを更新。

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